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ありがとう、フォルカー先生


パトリシア・ポラッコ
香咲弥須子 訳
岩崎書店

本が大好きなトリシャ。
なのに字が読めません。くねくねした形にしか見えないのです。
「おばあちゃん、わたしって みんなと ちがう?」
「もちろんだよ」「みんなとちがうってことは、いちばん すてきなことじゃないか」
「わたしって あたま いい?」
「おまえは せかいじゅうで いちばん かしこくて、おりこうで、かわいらしい子にきまってるじゃないか」
大好きなおばあちゃんはだきしめてくれます。
でも小学校ではやっぱり字が読めなくて、みんなからからかわれ苦しむトリシャ。
5年生になったとき、フォルカー先生と出会います。
フォルカー先生はトリシャの絵を素晴らしいと褒めてくれます。
からかう子どもにはきちんと叱ってくれます。
字が読めないことを隠していたトリシャ、ある日先生に気づかれてしまいます。
泣いてしまうトリシャ、でも先生はトリシャは賢くて勇敢なんだとわかってくれます。
その日から特訓が始まりました・・・。

あらすじを書いていても涙があふれてしまいます。
自分は頭が悪い、だめな子なんだと絶望の中にいるトリシャ。
追い打ちをかけてからかう子どもたち。
おじいちゃん、おばあちゃんのあたたかい言葉がどんなに宝物だったか。
信じてくれる先生がいる、認めてくれる先生がいると思えるのは
どれだけ力を与えてくれることなのか。
フォルカー先生の言葉ひとつひとつが胸にしみていきます。

これは自伝的おはなしであることが最後のページでわかりますね。
本人の作品だとわかると、子どもたちはまた深く考えさせられます。
読んだ後は絵だけをまたじっくり見てしまいます。
絵から語りかけてくることが本当に多いのです。




読んでいただきありがとうございました。
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ヘンリー・ブラウンの誕生日


エレン・レヴァイン 作
カディール・ネルソン 絵
千葉茂樹 訳

5年生の教室での読み聞かせ、2冊目です。
朝から重たい本もどうかな、と思いましたが
5年生の子どもたちなら自分たちなりに何か考えてくれるだろうと選書しました。

ヘンリーは奴隷です。
ある朝、死ぬ間際の主人から「おまえをわたしの息子に譲る」と言われ
家族と別れて新しい主人の工場で働くことになります。
ひとりぼっちのヘンリー、同じ奴隷のナンシーと出会い幸運にも結婚できて子供もうまれます。
しかし、ナンシーの主人がお金に困り、ナンシーと子どもたちを売りに出してしまいます。
なにもできない奴隷のヘンリー。
ある朝、木の枝から広い空へ飛びたつ小鳥の声を聞いて思います。「自由になりたい」
友人の助けを借りて、自分を小包にして自由なところへ送ることにします・・・。

まず絵の迫力が心に響きます。
陰影の中に思いの深さが感じられ、胸に迫ってきます。
重い内容ですが、言葉は感情をあまり表わしません。
そのぶんこの悲惨な現実がありありと迫って、胸をしめつけます。

ひとりで読んで泣いてしまったこの本を子どもたちの前で読めるのか?
と思っていましたが、何度か練習してなんとかなりました(^_^;)
長女には「涙声だった」と言われてしまいましたが・・・




読んでいただきありがとうございました。
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プロフィール

akirin*

Author:akirin*
小学6年生と2年生の娘の母です。
寝る前の絵本タイムが大好きな子ども達。
物語の楽しさを共有することで、さらにおもしろく感じてくれているようですヨ!
小学校での読み聞かせではたくさんの子ども達の笑顔に癒されています♪

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